
セミナー結果
本セミナーでは、技術革新だけでなく「人材・組織の変革」の重要性 に焦点を当て、DX推進における共通課題をどのように乗り越えるか、その具体的な手法について実践的な事例を交えながら紹介しました。
また、ロボット技術の進化がもたらす新たな可能性 や、現場での導入・運用に関する実践的なアプローチについて理解を深め、ロボットと共生する未来の工場づくりに向けた学びと実践の第一歩 となる貴重な機会となりました。
参加者結果
今回のイベントには、会場・オンラインを合わせて125名の方にお申し込みいただきました。
特に製造業関係者の参加が多く、業界の関心の高さが際立ちました。
展示会場では協働ロボットのデモやAIを活用した生産管理・製造業向けDXサービスの紹介が行われ、現場の課題解決に向けた具体的なアプローチを体験いただきました。
参加者同士の意見交換も活発に行われ、実際の導入に向けたヒントや新たな気づきを得る場として、大いに盛り上がりました。
お客様の声
「変革が進まない経営者にありがちなことは、とても共感できた。私自身も実感した経験がある。」
「リアルハプティクス技術の可能性に驚いた。これが今後の製造業にどのように影響を与えるか、非常に興味深い」
「スマートファクトリー化は遠い話だと思っていたが、今回のセミナーで具体的なステップを学ぶことができた」
「現場改善の取り組みが具体的な数字とともに説明され、導入のイメージが湧いた」
「中小企業におけるデジタル化の目的やストーリーが分かりやすく、事例もリアルだった。」
「ロボット導入やデジタル化について、どの会社も同じ悩みを抱えていることが分かった。その状況をどう打破するか、参考になった。」
主なセッション概要
(詳細はアーカイブ配信にて限定配信中)

オープニングセッション:「現状を打破するための覚悟と挑戦」
セレンディップ・ホールディングス株式会社
代表取締役社長兼CEO 竹内 在
製造業の現状を鋭く分析し、企業が生き残るために必要な改革の方向性を示しました。特に「ゆでガエル状態」にある企業の現実を指摘し、「現場改善だけでは抜本的な改革は望めない」と強調。生産性向上と外部リソースの活用の重要性 について語りました。

セッション1:「触覚を持つロボットが切り拓く、未来の製造現場」
モーションリブ株式会社
代表取締役CEO 溝口 貴弘
「リアルハプティクス」技術によるロボット制御の革新を紹介し、繊細な力加減を必要とする製造業の現場での活用例を解説。
ロボットが人間の感触を再現し、遠隔操作や自動化に応用できる未来像を提示しました。

セッション2:「フューチャーファクトリーへの道
~生き残るための覚悟と挑戦、東北工場のリアルストーリー」
三井屋工業株式会社
代表取締役社長 髙橋 直輝
自社のスマートファクトリー化の取り組みを実例として紹介。
特に「デジタル目安箱」による現場改善、作業日報の電子化、IoTデータの活用による効果について具体的な数値を交えて説明し、人とデータを活かす改革の重要性 を訴えました。
展示エリアと連動したミニセッション

ロボットの導入勘所 「 一台目の壁を乗り越えるには?」
セレンディップ・ホールディングス株式会社
コンサルティング事業部 出岡 寛人
ロボットトランスフォーメーションの実践例を紹介。
「ロボット導入の第一歩をどこから始めるべきか?」という問いに対し、内製推進戦略と組織改革の両輪で進めるアプローチを提示しました。

展示エリアのご案内
鈴与商事株式会社
FA営業部企画課 鈴木 佑
展示紹介と合わせてスマートファクトリー化の本質について語り、データの「見える化」から始まる持続可能な改善活動の重要性 を強調。
今回特典として、「限定10社無料の工場診断・経営者個別相談会」のご案内もあり、具体的な課題を抱える企業の皆様にとって、より実践的な支援の場が提供される機会となりました。
まとめと今後の展望
本セミナーを通じて、ロボットと共生する未来の工場づくりに向けた課題と解決策を共有することができました。
労働力不足や生産性向上といった喫緊の課題に対し、技術と人材・組織改革を両輪とするアプローチの重要性が改めて確認されました。
今後も製造業の皆様とともに、持続可能なものづくりの実現に向けた取り組みを推進してまいります。
【会社概要】
社名:セレンディップ・ホールディングス株式会社
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦1-5-11 名古屋伊藤忠ビル3F
代表取締役:竹内 在
設立:2006年
事業内容: 事業承継支援、経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、企業再生支援 コーポレートアドバイザリー、プロ経営者派遣、その他付帯する事業